乳腺線維線腫の検査と治療方法

乳腺線維線腫を早期発見する健診方法と治療方法を説明

乳腺線維線腫の早期発見が大切

乳腺線維線腫は、全ての年代の女性に等しく見られるものであり、まして乳がんを合併する恐れは極めて少ないのです。

マンモグラフィによる検診

現在、マスコミの影響や国からのバックアップからマンモグラフィ併用検診を希望する女性が増えてきています。マンモグラフィの診断率は上昇してきているものの、超音波検査の診断率には及びません。乳腺線維線腫の検診には超音波検査法が有効なのです。

マンモグラフィ併用検診とは

マンモグラフィーは、乳がんを診断する方法のひとつで、乳腺・乳房専用のレントゲン撮影です。このマンモグラフィーを使った乳がん検診のことです。
それと、視触診(乳房やわきの下を視る、触る)による検査を併用します。乳腺組織の発達した閉経前の女性の場合には、小さな影が見にくくなるため、これを補うために行います。

マンモグラフィの撮影方法

乳房を圧迫しながら薄く均等に広げて、上下方向から1枚、左右方向から1枚撮影します。こうすることによって、少量のレントゲンで乳房の内部をより明確に見ることができます。

挟むことにより、痛みを伴うこともあります。生理前は、ホルモンの関係で乳房が張っている為、痛む場合があります。生理が始まってから2~3日目以降に健診を受けることをお勧めします。

レントゲン撮影って、体にとって危険?

マンモグラフィー撮影の放射線が人体へ及ぼす危険性は、ほとんどありません。
マンモグラフィーで受ける放射線の量は妊婦のお腹の中の胎児が、(奇形などの)影響を受ける量に比べると、はるかに少ない量です。また乳房の場所は胎児がいる子宮(お腹から)離れているので、影響はとても少なくなると言われています。

早期発見の条件

初婚年齢が早い女性は、パートナーより指摘を受けることから発見される頻度が高くなっています。出産数が多く授乳期間が長い女性は、乳腺線維線腫の発症の基と成る乳腺組織が早く脂肪に変わるため、自分で自覚しやすくなるため発見されやすくなっています。それに、乳がんになりにくいことも分かっております。

摘出手術は確実な理解が大切

乳腺線維線腫は乳腺にできる良性の腫瘍である。腫瘤(しこり)が生活に支障をきたすほど大きい場合か、増大し続けている場合を除いて、摘出手術をする必要はありません。乳腺線維線腫が発見され、それなりの大きさで、「摘出手術をしましょう」と言われても安易に従うべきではありません。踏み込んだ質問をして、深く理解してからにしましょう。

乳腺線維線腫の手術方法

通常腫瘤(しこり)の真上を切開しますが、手術を行うことによって大きな傷跡が残ってしまいます。しかし、傷跡が目立たない切開方法があります。特に若年層の場合の傷跡を残したくありません。乳輪部の周りを切開する方法がありますので、医師に確認してください。